「第25回全四国空手道選手権大会」が盛大に開催されますことを心からお慶び申し上げます。
空手道は「心・技・体」を重んじた日本に古くから伝わる武道のひとつです。国際武道団体として空手界や武道界をリードしてきた新極真会は、「心極める」という理念のもと、武士道精神や武道空手を普及するため、これまで精力的に活動されてきました。
空手の母国である日本には、小柄ながら世界大会を制し「小さな巨人」とうたわれた新極真会の緑健児代表ら、世界に誇る空手家が数多く存在します。この四国大会からも、第8回世界大会準優勝の逢坂祐一郎をはじめ、竹澤剛、野本尚裕、前川憲司といった日本を代表する空手家が生まれ、世界の舞台へと飛躍していきました。
この大会に出場する少年少女たちもまた、大きな可能性を秘めています。武士道精神、日本古来の礼儀礼節、そして相手を思いやる心を、空手の稽古を通じて学び、四国から日本、そして世界へと大きく羽ばたかれていくことを願ってやみません。
四国は小さな島ですが、古くは空海、近代に入ってからは坂本龍馬、中岡慎太郎、秋山好古・真之兄弟、二宮忠八ら偉人をたくさん輩出しています。そのことを誇りに、勇気あふれる戦いを繰り広げられることを期待しています。押忍。
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