新極真会の基本と型

カラテドリームカップ2009
一般男女の部 三・四回戦指定型

征遠鎮



右足を一歩前に踏み出し騎馬立ちになり、右下段鉄槌


位置につき、主審の「征遠鎮」の合図で目を開け、「よーい」の合図で目の前で十字を切りながら息吹。「はじめ」の合図で型がスタート


右足を引き左下段払い


 

右足をいったん左足に寄せ

 

左足を引き騎馬立ちになり

 

ナナメ45度に踏み出し、騎馬立ちになる。同時に両手を脇に引く

 

左上段受けと手刀による右下段攻撃

 

相手のヒザ蹴りなどの攻撃を抑えるように掌底を下ろす

 

右足を引き騎馬立ちになり

 

下ろした両手の甲と甲を向かい合わせ、すり上げていく。両ヒジがついた状態で指先を目の高さまで上げる

 

右上段受けと手刀による左下段攻撃

 

拳を握りながら

 

右足から一歩前へ飛び込み右双足立ちになり、添え手をしながらの外受け。手の添え方を要チェック

 

体の横に手を下ろしていく。つかんできた相手の腕を振りほどく意味がある

 

左掌底でけん制を出しながら右足からもう一歩前へ飛び込み

 

下ろした腕を胸の前で交差し

 

右双足立ちになり、左手で水月をカバーしながら相手を顔面を狙って右裏拳

 

右背刀受け。親指と手首の湾曲したところでひっかけるように相手の突きを受ける

 

右足を移動し、左ナナメ後ろの相手に向かって、左三戦立ち

 

手刀にかけ変えて、相手を自分の方へ引き寄せる

 

内受け下段払い

 

引き寄せた相手の腹部へ、しっかりと脇を締めて、左貫手

 

右足を一歩踏み込み騎馬立ちになり、左掌底で水月をカバーしながらの右アゴ打ち

 

左足を右足に寄せてから左ナナメ45度に踏み出し、両手を脇に引く

 

相手の顔面を狙って、右裏拳

 

相手の攻撃を抑えるように掌底を下ろす

 

右拳を左耳まで引き

 

下ろした両手の甲と甲を向かい合わせ、すり上げていく

 

右下段鉄槌

 

拳を握りながら、体の横に手を下ろしていく

 

右足を引き騎馬立ちになりながら、左拳を右耳まで引き

 

胸の前で腕を交差し

 

左下段払い

 

左背刀受け

 

右足を引き猫足立ちになりながら

 

手刀にかけ変え

 

後ろから抱きついてきた相手の腕を右腕で跳ね上げながら、左中段ヒジ打ち

 

自分のほうに引き寄せて、右貫手

 

右足を引き猫足立ちになりながら

 

右足を左足に寄せてから右ナナメ45度に踏み出し、両手を脇に引く

 

再び後ろから抱きついてきた相手の腕を左腕で跳ね上げながら、右中段ヒジ打ち

 

相手の攻撃を抑えるように掌底を下ろす

 

左足を移動し右ナナメ後ろの相手に向かって右三戦立ちになり、内受け下段払い

 

下ろした両手の甲と甲を向かい合わせ、すりあげていく

 

左足を一歩前に踏み出し騎馬立ちになり、右掌底で水月をカバーしながら左アゴ打ち

 

拳を握りながら、体の横に手を下ろしていく

 

相手の裏拳を狙って、左裏拳

 

胸の前で腕を交差し、右背刀受け

 

左腕を顔の前にいったん引いてから、左下段鉄槌

 

手刀にかけ変え

 

左足を引き騎馬立ちになりながら、右腕を顔の前に引き右下段払い

 

自分の方に引き寄せて、左貫手

 

左足を引き猫足立ちになり

 

背後の相手の金的を狙って右カカト蹴り。手は左手を添えて、ヒジ打ち

 

後ろ抱きついてきた相手の腕を左腕で跳ね上げながら、右中段ヒジ打ち

 

蹴った右足から一歩前へ飛び込み、左添え手をしながらの右中段突き。立ち方は右双足立ち

 

左足を引き猫足立ちになり

 

右足を一歩後ろに引き左前屈立ちになりながら、添え手をした左手を顔の高さに上げ前方へ

 

再び後ろから抱きついてきた相手の腕を右腕で跳ね上げながら、左中段ヒジ打ち

 

左手で相手を引き込み。右ヒジ打ちで相手のアゴを打つ

 

左掌底でけん制を出しながら右足から踏み出し一歩前へ飛び込む

 

右足を左足に寄せてから踏み出し、右ナナメ45度の方向に後屈立ちになり

 

右双足立ちになり左手で水月をカバーしながら、相手の顔面を狙って右裏拳

 

左添え手をしながら右内受け。手の添え方を要チェック

 

右足から一歩後ろに下がり後屈立ちになりながら、相手が掴んできた腕を伸ばさせ

 

添え手をした左拳を右耳まで引きながら、左足の移動を開始

 

両手の甲からヒジをくっつけて下ろし、相手の腕をはずす

 

左足を一歩前に踏み込み騎馬立ちになり、左下段鉄槌

 

息吹

 

左足を引き、右拳を左耳まで引き

 

「なおれ」の号令で前足を引き、左手を右手の上に重ね

 

右下段払い

 

正中線に沿って下ろす

 

左足を右足に引き寄せて後屈立ちになり、右添え手をしながら

 

ポイントは騎馬立ち!

征遠鎮は、騎馬立ちで行う場面が多い型です。ゆっくりとしながらも、いかに力強く、いかに重厚感を出せるかという点がポイントです。ゆっくりと言っても、ただゆっくり行なえばいいわけではありません。力むのではなく、柔らかく。剛と柔が入り混じった型と言えます。騎馬立ちの立ち方も腰を落としすぎないように、気をつけましょう。


 

左打受け。手の添え方を要チェック


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