篠田好永

新極真会 三好道場
昇段審査合格者 
佐賀支部長 篠田好永

(昇段日 2010年12月19日)



この度は、昇段審査を受けさせて頂き、誠に有難う御座いました。

光陰矢の如し。元々身体が弱く病気がちで、気持ちも小さく弱い私でした。そんな自分を強くしたいとの思いで、憧れの極真空手に入門させて頂いてより、早くも二十二年の歳月が流れようといしてます。

五十歳を過ぎての昇段挑戦は、正直ためらいました。禅寺の住職として日々多忙な生活を送りながらの稽古は、自主トレもままならず、焦りと不安で一杯でした。しかし、そういった状況にあっても道場で夜遅くまで、ミット稽古やスパーリングに居残りで付き合ってくれた後輩達のおかげで挫けずに頑張ることが出来ました。本当に有難う御座いました。

なる様になれと、開き直りの気持ちで迎えた審査会の内容は、基本や型は何とかそつなくこなせたものの、最後の十人組手は情けない有様でした。一人目で早くも息があがってしまい、三人目では倒されそうになりました。思う様に体が動かず己自身の気の弱さが出てしまった様に思います。まだまだ自分自身に甘さがあると思いました。日々の生活においても、稽古においても、もっと自分に厳しくしなければ、肝心の時に力を充分発揮出来ないと、改めて思い知らされました。よくぞ三好師範が合格にして下さったと正直思います。この御恩に報いる為にも、もっともっと強くならなければいけないと、肝に銘じております。

最後になりましたが、当日組手の相手をして下さった先輩・後輩の皆さん、大声で応援してくれた少年部の皆、有難う御座いました。また、私がいつも留守の時、お寺を一人で護ってくれている妻、君の理解と協力がなければここまで来れなかったでしょう。本当に有難う。

堂々たる日本人になるべく、今後も精進を積み重ねてまいりたいと思います。


新極真会高知支部三好道場
篠田好永





篠田好永 10人組手


1人目宮



2人目白木



3人目高橋



4人目藤倉


5人目澳本伊吹




6人目近久



7人目田中




8人目松永



9人目澳本真也初段



10人目坂本初段