片岡 悠太 黒帯をとれたのは家族、先輩方のおかげです。

新極真会 三好道場 大津支部
昇段審査合格者 
佐古小学校6年 片岡悠太

(昇段日 2009年9月27日)




10人組手、対戦者のみなさんと

この度は、昇段審査を受けさせていただき、ありがとうございました。
空手を始めたきっかけは、一年生の時に見学に行った道場で、山崎敬志郎先輩を見て「こんな人になりたい」と思ったことからでした。お父さんに相談してみると、お父さんは考えた末、「最後までやる」と約束するならばと入門を許してくれました。最初は、黒帯が夢ではなく、敬志郎先輩のようになりたいというのが夢でした。けれど試合に出るにしたがって黒帯をしめている先輩を見て、黒帯をとる事も夢になっていきました。

そんな時に四国大会で見た船井孝誠先輩にあこがれて、敬志郎先輩と一緒に船井先輩の道場に行く日々が始まりました。そして2008年のユース合宿に、三好師範が型で行くことを許してくださり、今まで興味のなかった型にも興味を持つことができ、ドリームカップに向けての練習が始まりました。竹澤師範代には、本部練習が終わってからも遅くまで型の指導をしていただいたおかげで、ドリームカップでは、型の部で優勝することができました。優勝した時は、三好師範をはじめ竹澤師範代、船井先輩、その他の先輩方や家族みんなが喜んでくれました。それから10日後に、三好師範から昇段審査の許可をいただき、練習の回数をなるべく増やしました。

いよいよ審査の日。基本の審査が終わり、型の審査も終わり、だんだん10人組手が近づいてくると、緊張が高まっていきました。そして、10人組手が始まり1人目、2人目、3人目とやって、8人目は船井先輩の道場でいつも一緒にがんばっている尾木君とやりました。9人目は山崎愛実先輩でした。愛実先輩も船井先輩の道場でがんばっている先輩です。なんとか9人目を終え、最後の10人目は僕のあこがれの船井先輩でした。組手の最中に船井先輩が「もっとこい!」と僕に怒鳴るとなぜか体が動き、最後までがんばることができました。10人組手が終わり、三好師範から「片岡悠太、初段合格」と言われた時には「続けてよかった」と思いました。

三好師範をはじめ竹澤師範代、船井先輩、そして一緒に練習をしてくれた仲間たちに感謝とお礼申し上げます。小さい子供たちのお手本になれるように練習に精進していきます。押忍


高知三好道場大津支部
片岡悠太