第12回全世界大会日本代表強化合宿 “世界一の稽古”を心に刻み王座死守・王座奪還へ

6月28日〜30日、鹿児島で「第12回全世界大会日本代表強化合宿」が開催された。他流派の5名を除く男子17名、女子6名の日本選手団23名(岡崎陽孝は欠席)が、「王座死守」を合言葉に、
2日感の稽古で自らを限界まで追い込んだ。
空手母国の命運を託された最強JAPANが結束を深め、男女ダブル優勝を誓った。

カラテライフ2019年9-10月号 Text/伊藤翼 Photos/神田勲

 

  2日目から合流した日本代表総監督の三好一男副代表。「自分のブロックからは、必ず自分が勝ち上がるという気持ちで頑張ってほしい」と、世界大会での奮起を促した。

2日目の稽古は一般公開され、終盤にはギャラリーから「ニッポン!」コールが送られた。
 
積極的に声をかける塚本徳臣コーチ。「世界一の稽古をするのは当たり前で、心の曇りを取り除くための『心の稽古』もしてほしい」と語った。

稽古の合間に技術的なアドバイスを送った塚越コーチ。「仲間がいることが力になります。強い絆で日本の王座死守、奪還ができるようにがんばってください」とエールを送る。
 
山本健策コーチがビッグミット稽古の説明を行った。1往復目は突きのみ、2往復目は突きとヒザ、3往復目は突きとヒザと前蹴りと、技が増えていく。

将口恵美コーチは精力的に女子選手のサポートを行った。
   

今合宿に参加した代表、副代表、総監督、監督、コーチ、オブザーバーの面々。


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