これからが本当のはじまり
三好師範から、「未来ちゃん、来年の12月に昇段審査を受けてみろ。」と言われて一年がたち、この度、本当に昇段審査を受けることになりました。これも筒井師範代及び道場の先輩方、道場生の皆様の一年間の支えがあってこそだと思います。
中学生になり、勉強そして学校の行事など、時間に追われ空手の練習、試合回数も少しずつ減り、こんなので審査に受かるのかなと不安でいっぱいでした。当日、筒井師範代から「最後まで精一杯あきらめないでがんばれば必ず合格する」と励ましの言葉。それと、10人組手の時の道場生及び、妹・弟の応援の声、父兄の皆様や高知から応援にかけつけてくれた友。皆のおかけで最後までやり遂げることが出来、本当にありがとうございました。
空手を始めて何回もいやな時や時期がありました。筒井師範代が以前言っていた事。「空手をやりたいと言ったのは自分でしょう?親にやれって言われたのか?自分でやると言ったからには自分でやりとげたと思うまでやりなさい。」の言葉。私はこの言葉を忘れることなく、どんな事でもあてはめる事にしています。空手を通じていろんな事を学び、そして心も体も少しは強くなったと思います。空手をやって自分なりに大きくなっていると思います。
審査の最後、三好師範から、昇段おめでとう。よく頑張った。けど、「これからが本当のはじまりだ。」と言われ、この言葉が一番心に残りました。私はこの言葉を心に刻み、空手を頑張っていきたいと思います。つらい時、嫌な時は、昇段審査という貴重でつらい経験を思い出し、どんな事でも、どんな壁でも乗り越えていくような気がします。
最後に、昇段審査を受けさせて頂き、そして昇段を許して頂き本当にありがとうございます。そして、これからが私のはじまりです。
押忍
新極真会高知支部三好道場
森岡未来 |