第11回四国・岡山合同強化稽古レポート
2010年3月21日　愛媛県西条市総合体育館

昨日の嵐のような天気が嘘のように晴れ渡った3月21日、西条市総合体育館で行われた中四国合同稽古に参加させていただきました。私は今回で2回目の参加となるのですが、前回の参加で非常に勉強になったので、次回も必ず参加しようと心に決めていました。
まず、型の稽古では「観空」を教えていただきました。非常に長い型でしたが、時間をかけて丁寧に指導していただいたので、初めてこの型をする私でも、なんとか覚えることができました。
テクニック指導では、構えた状態からステップをし足を組み換え、体のタメを作ってから、突きを放つ、また、相手の側面に回りながらの突き、蹴りを出す、という方法を教えていただきました。体を移動させながら突きや蹴りを出すのは、非常に難しく、安定して、スムーズに技を出すことができませんでした。何回も練習し、組手の中で自然に出せるようにしたいと思います。

組手では2分30ラウンドと普通の稽古では味わえない人数と回数の組手をさせていただきました。今日組手をするにあたって自分なりの目標を持って臨みましたが、この組手の中で、たくさんの課題を見出す事ができました。
最後にサーキットでは、私の前にいた少年部の子供たちが、「これをやったら強くなれるからな！」「がんばれ」「負けるな」とお互いに励ましあいながら頑張っている姿を見て、感動のあまり目頭が熱くなるとともに、その熱意に強く胸を打たれました。稽古が終わると体の疲労よりも、なにものにも代えがたい爽快感に満ちており、合同稽古に参加して良かったと改めて感じました。

私事ですが、諸事情で稽古に参加する日が少なく悩んでいたのですが、「合同稽古は道場へ行く20回分に匹敵する内容がある」と三好師範がおっしゃられていたので、今後も合同稽古には必ず参加して練習量の不足を補えるよう努めて行きたいと思います。
最後になりますが、指導してくださった師範、指導員の皆様、道場生の皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございます。
押忍

愛媛三好道場門下生　堀江 慎吾